投資助言業の届出をせずに投資助言行為を行う方法を考えてみた
株・為替などの金融商品に対するアドバイスを有料で行うには財務局へ投資助言業の登録が必要になります。
ただ供託金500万やその他の要件もあり簡単に取れるものでもないようです。
KAZMAXこと吉澤和真氏の場合は既存の投資助言業のライセンスを持った会社を買収することでKAZMAXサロンを運営しています。
※KAZMAXは現在薬物事件で裁判中ですが、執行猶予付でも有罪判決が確定すると欠格事項に該当すると思われますので「KAZMAX」の看板は使えなくなると思われます。
投資助言代理業欠格事項
— 半兵衛@懸賞金50万円 (@hanbe_fx) 2019年12月29日
禁錮以上の刑に処せられ、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなつた日から五年を経過しない者
執行猶予でも刑に処せられに該当するので、薬物初犯の相場「懲役〇年、執行猶予3年」が出たらKAZMAXは3年間はサロンできないのかな?🤔 pic.twitter.com/dy358NCguC
為替FXの自動売買を行うEAの運用指南も投資助言行為に該当するとの見解が示されており、本ブログでも無資格で投資助言行為を行う者を近畿財務局へ情報提供しています。
また現在は仮想通貨は対象外ですが近く対象となる予定です。
弁護士の見解ではちゃっち倶楽部ツール(仮想通貨の出来高トレードを行うツール?)のパラメーターも投資助言行為に該当する可能性が高いようです。
投資助言行為がどういうものかの説明はここまでにして、投資助言業の届出をせずに投資助言行為を行う方法を考えてみます。
すでに某サロンで行われているようですが、運営側ではなくサロン生がトレードの情報を配信することで表向きはクリアできます。
このサロン生、実際は運営の中の人です。報酬を受け取っている運営側が行うと違反となりますが、報酬を受け取っていないサロン生が善意でトレード実況などをしても違反にはなりません。
現在のちゃっち倶楽部を例として挙げても、投資助言行為に該当すると思われるパラメーターを運営側が公開するのは報酬を受け取ってるので将来的に違反の恐れがありますが、一会員が善意で共有することは報酬を受け取っていないので問題ないことになります。
※ももんがさんとedlindさんが同一人物と指摘しているわけではありません
※運営スタンスがコロコロ変わっていることもここでは触れません。
このサロン生、会員の有志による投資助言行為のメリットは投資助言ライセンスの回避以外にも責任転嫁という面があります。
例え指示通り売買したことで損したとしても運営側の失態にはなりません。なんならそのキャラクターは捨てて別のキャラクターとして再登場すればいいだけです。
承認欲求にしてはこいつ頑張りすぎじゃね?って会員がいたら中の人かもしれませんよ^^